2m以上での高所作業を行なう場合、作業車や床の設置ができなければ、フルハーネス型の用具を使って転落防止を図っても高い危険が伴います。
よってその条件の下で作業を行なう人は、フルハーネス型安全帯特別教育を受ける必要があります。
そして技術技能講習センターでは、東京・千葉・神奈川を対象とした教育が実施されています。
学科は作業に関する知識や法令など合わせて6つあり、全てを受けるのであればDコースになります。
それぞれ30分から120分の特別講習で、合計6時間かかりますが1日で終わります。
もし特別教育が必要とされる場所で6ヵ月以上作業をした経験があれば、労災の防止と法関連の2科目以外は免除され、時間も半日で終わる90分になります。
もちろん料金も異なり、Dコースではさらにテキスト代が必要です。
申し込み方法は専用の入力フォームを使用するのが一番簡単ですが、用紙をダウンロードしてFAXでの送信も可能です。
そして送られてくる用紙に従って銀行振り込みを完了させたら、受講するだけです。
基本は事業所まで足を運んで受講しますが、大人数の場合は出張対応も不可能ではありません。
受講に関しては若干融通が利き、仕事上振込みが送れる場合も事前連絡で対応できることがあります。
また当日の欠席や遅刻に関しても、1回だけ後日の日程に変更できます。
キャンセルについては受講前であれば対応可能ですが、受講してしまったら返金されないので注意が必要です。